「巣立つ君たちへの自炊塾」開催

令和5年2月12日(日)にさいき城山桜ホールのキッチンコートにて、講師はムッシュ・カワノのオーナーシェフ、河野辰也氏にお迎えして「巣立つ君たちへの自炊塾」を開催しました。
今年度卒業される高校3年生を対象に、市内外から15名の生徒さんが参加しました。
包丁の使い方からお米のとぎ方、だしの取り方など料理の基本中の基本を笑いを交えながら楽しく教えていただきました。

普段料理をしていない生徒さんの中には卵焼きがスクランブルエッグになったり、キュウリがきちんと切れてなかったりとうまくいかない所もありましたが、最後は美味しそうにできていました。
調理師を目指している生徒さんはさすがの包丁さばきで手際よく調理していました。
終始賑やかで、ごはんを山盛りにしているところは、旺盛な男子高校生の食欲を垣間見ました。

当日はTOSとCTSの取材も入っていて、調理後のインタビューに応じた生徒さんは
「卒業したら一人暮らしをするので今日教えてもらったことを活かして自分でごはんを作りたい」と
一人暮らしを始めても自炊をしようと思ってくれていました。

佐伯から巣立つ若者たちのために始めた取組も今回で10回目を迎えることになりました。
親元を離れて沢山の経験を積んでいく高校生たちの生きる力の一助になればと思います。
そして大人になった若者たちが佐伯に帰ってきた時に、
「あぁ、やっぱり佐伯は最高やな!」
「佐伯に帰ってくるとホッとするな」
と言ってもらえるよう、私たち佐伯市に根を張る大人たちも若者に負けないように頑張らねばと決意を新たにしました。

Follow me!