食育WS「旬の野草を食べてみよう」

令和4年10月14日(金)、さいき城山桜ホールのキッチンコートで
食育ワークショップ「旬の野草を食べてみよう」を開催しました。

講師は「野草塾 つみ草」のうんのちえこ先生です。
うんの先生は佐伯の青山と静岡県で野草塾をされていて、その他にも全国を飛び回って講習などを行っています。

今までに野草を食べた経験がなく、味も食感も想像できませんでした。
今回使った野草は全てうんの先生が山で採ってきたもので、
アケビ、菊花、セイタカアワダチソウ、柿の葉など普段は絶対に口にしないものばかりでした。

野草の効用や調理方法など説明しながら参加者の皆さんと一緒に調理していきます。
玄米ご飯、豆乳仕立ての味噌汁、はやとうりと白にがうりの炒め物、
大根菜のおひたし、梨とサツマイモ、はぜらん、ベニバラボロギクのクリームチーズ和え
アケビの皮、菊花、セイタカアワダチソウ、柿の葉、カラスウリの葉の天ぷらを作りました。

品数がすごく多くていろいろな調理法があり驚きました。
少し味見をさせていただいたのですが、えぐみなどもなく美味しかったです。

調理後に皆さんでテーブルを囲み、うんの先生がマスクの話、野草の話、オーガニックの話などをされて
その後に質問タイムを取りました。
会場には双子の女の子も来ていて、玄米ご飯を美味しそうに頬張る姿に参加者も目を細めていました。

今回、一番驚いたことは「セイタカアワダチソウ」についてです。
私が子供のころはセイタカアワダチソウというと喘息を起こすと言われていました。
しかし、実はセイタカアワダチソウが悪いのではなく、近くに生えるブタクサが原因なのだそうです。
セイタカアワダチソウは大きくて黄色い花が目立つので、そのように誤解されたそうです。
野草について何も知らなかったし、知ろうともしてきませんでしたが、
今回、うんの先生からいろいろなお話を伺い、野草について少し興味が出ました。
街中に生えているものは、排気ガスや犬のおしっこなどの問題があるので、それを食べることは控えた方がよいそうです。
また、許可なく山林に入って野草を採集することもできませんので、野草に興味があるかたは
うんの先生の野草塾の門をたたいてみてはいかがでしょうか?

「野草塾 つみ草」
代表 うんのちえこ
090-7681-3069
miroku358chie@dokomo.ne.jp

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